2026年10月1日、料理人のこめおさんが「割烹こめを」の閉店を発表しました。
一方、浅草で経営する蟹ラーメン専門店「かにを」はどうなるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
今回は、かにをが閉店せずに営業を続けてきた理由や2店舗の違い、こめおさんの今後について詳しくまとめました。
割烹こめを閉店で「かにを」はどうなる?
割烹こめをの閉店が発表されたことで、同じこめおさんが手掛ける「かにを」の今後にも注目が集まっています。
2026年10月1日にこめおさんが閉店を発表したのは、東京・麻布十番にある「割烹こめを」です。
一方、浅草の蟹ラーメン専門店「かにを」については、今回の発表で閉店が決まったわけではありません。
こめおさんは9月5日に公開した謝罪動画で、かにをについては保健所から営業自粛の必要はないとの回答を得ていると説明していました。
そのため、当時は衛生管理体制の見直しを進めながら営業を継続する方針を示しています。
ただし、10月1日の閉店発表では、かにをの今後について具体的な説明はありませんでした。
現段階で判明しているのは、次の3点です。
- 割烹こめをは正式に閉店を発表した
- かにをは保健所から営業自粛の必要はないと回答を受けていた
- かにをの今後の営業方針については正式な発表がない
つまり、割烹こめをが閉店するからといって、かにをまで閉店することが決まったわけではないのです。
しかし、こめおさん自身が料理人として一度立ち止まる意向を示していることから、今後の経営体制については不透明な部分も残されています。
かにをが閉店しない理由は?
食中毒が発生した割烹こめをとは異なり、かにをが営業を続けてきた理由には、店舗や提供商品の違いが関係しています。
割烹こめをとは別の会社が運営している
まず大きな違いは、割烹こめをとかにをが別々の法人によって運営されていることです。
割烹こめをは株式会社Fooppyが運営する日本料理店ですが、かにをは株式会社蟹をが運営するラーメン専門店です。
株式会社蟹をは2025年4月11日に設立され、代表取締役にはこめおさんの本名である沼倉大将さんが就任しています。
2つの店舗を比較すると、次のようになります。
| 項目 | 割烹こめを | かにを |
|---|---|---|
| 所在地 | 麻布十番 | 浅草 |
| 業態 | 日本料理店 | 蟹ラーメン専門店 |
| 運営会社 | 株式会社Fooppy | 株式会社蟹を |
| こめおの立場 | オーナーシェフ | 代表取締役 |
| 今回の状況 | 閉店を発表 | 今後の方針は未発表 |
どちらもこめおさんが関係する飲食店ですが、運営会社が異なるため、割烹こめをの閉店が自動的にかにをの閉店につながるわけではありません。
ただし、別法人であることだけを理由に、かにをの営業継続が保証されるわけでもありません。
保健所から営業自粛の必要はないと回答
もう一つの理由は、今回の食中毒事案で行政処分の対象となった店舗が割烹こめをだったことです。
こめおさんは9月5日の謝罪動画で、今回問題になった冷やし蟹ラーメンについて説明しています。
本人によると、麻布十番納涼まつりで販売した冷やし蟹ラーメンと、浅草のかにをで通常提供している商品は、商品内容や調理方法、提供形態が異なるとのことです。
そのうえで、浅草店については保健所から営業自粛の必要はないとの回答を受けていると明かしていました。
ただし、これは9月5日時点の本人の説明であり、今後の安全性や営業継続を保証するものではありません。
こめおさんは、かにをについても衛生管理体制の確認や見直しを進める方針を示していました。
割烹こめをはなぜ閉店することになった?
今回の閉店には、2026年8月に発生した集団食中毒が大きく関係しています。
麻布十番納涼まつりで食中毒が発生
2026年8月22日と23日、東京都港区で麻布十番納涼まつりが開催されました。
割烹こめをは、このイベントで冷やし蟹ラーメンを販売していました。
しかし、商品を食べた来場者から下痢や腹痛、発熱などの症状を訴える人が相次ぎ、保健所が調査を開始しました。
調査の結果、原因食品は割烹こめをが提供した冷やし蟹ラーメン、病因物質はサルモネラ属菌と断定されています。
9月3日の行政処分公表時点では、78人の患者が確認され、3人が入院していました。
その後も調査が進み、9月11日には食中毒患者として認定された人数が123人に増えたことが明らかになっています。
割烹こめをに対しては、9月3日から9日までの7日間、営業停止命令が出されました。
衛生管理記録を残していなかったことも判明
今回の事案では、割烹こめをの衛生管理体制にも問題があったことが明らかになっています。
保健所の調査によって、同店では日々の衛生管理に関する記録が適切に残されていなかったことが判明しました。
こめおさんも取材に対し、記録を残す必要があることは認識していたと説明しています。
しかし、業務が増える中で優先順位が下がり、自分自身の目による確認に頼っていたと明かしました。
また、保健所が原因食品と病因物質を特定した一方、菌が具体的にどの調理工程で混入したのかについては、9月5日の説明時点では特定されていないとしていました。
その後、こめおさんはスタッフとともに衛生講習を受講するなど、再発防止に向けた取り組みを進めていました。
10月1日に閉店を正式発表
食中毒発生後、割烹こめをは営業を休止し、営業再開について検討を続けていました。
9月5日の謝罪動画では、閉店も視野に入れていると説明していましたが、この段階では最終的な判断に至っていませんでした。
しかし、10月1日に自身のXを更新し、正式に閉店することを発表しました。
本人は、料理人や経営者としての責任を重く受け止め、今回の事案を通じて自身と向き合う必要があると説明しています。
また、閉店することによって責任を果たせるとは考えていないとし、体調を崩した人への対応を今後も継続する意向を示しました。
営業を再開するのではなく、店を閉じるという最終的な判断に至ったことになります。
かにをの経営者は誰?溝口勇児との関係は?
かにをの今後を考えるうえで気になるのが、こめおさん以外にも経営に関わっている人物の存在です。
かにをは2026年5月4日に東京・浅草でオープンしました。
運営会社である株式会社蟹をの代表取締役は、こめおさん本人です。
一方、事業の立ち上げには実業家の溝口勇児さんも関わっています。
2026年5月に発表された公式情報によると、こめおさんが約2年をかけてラーメンの味づくりを主導し、溝口さんが運営面や資金面を支援したとのことです。
つまり、こめおさんだけで事業を立ち上げたわけではなく、溝口さんとの共同経営によって開業した店舗になります。
こめおが離れても営業を続ける可能性は?
ここで気になるのが、こめおさんが料理人として活動を休止した場合、かにをの営業はどうなるのかという点です。
かにをは、こめおさんがラーメンの開発を主導した店舗ですが、溝口さんも共同経営に関わっています。
そのため、こめおさんが調理の現場から離れたとしても、直ちに店舗を閉店しなければならないとは限りません。
一方で、こめおさんは株式会社蟹をの代表取締役でもあります。
料理人としての活動を休止することと、会社の代表を退くことは別の問題です。
今後、こめおさんが経営に専念するのか、溝口さんらが中心となって店舗を運営するのかについては、正式な発表がありません。
したがって、現時点では営業継続と閉店のどちらも断定できない状況です。
こめおの今後はどうなる?料理人引退や活動再開は?
割烹こめをの閉店を発表したこめおさんですが、今後の活動についても気になるところです。
料理人として一度立ち止まると表明
10月1日の発表では、こめおさんは料理人として一度立ち止まる意向を明らかにしました。
今回の事案を受けて、自身の認識の甘さや経営者としての責任について考え続けてきたと説明しています。
ただし、料理人を完全に引退すると発表したわけではありません。
今後の具体的な活動についても、現段階では語るつもりがないとしています。
こめおさんはBreakingDownへの出演で知名度を高めた後、料理人としての活動に力を入れてきました。
麻布十番の割烹料理店だけでなく、浅草の蟹ラーメン専門店も開業し、飲食事業を広げていたところでした。
そのため、料理人としての活動休止がどの程度の期間になるのか、今後の飲食事業にどのような影響が出るのかは不明です。
被害者への対応は今後も継続
こめおさんが今後について明確にしているのは、食中毒の被害に遭った人への対応を継続することです。
10月1日の発表では、割烹こめをを閉店しても今回の事案に対する責任はなくならないとの考えを示しています。
9月の段階でも、被害に遭った人への補償について順次対応を進める方針を説明していました。
今後については、新たな飲食店の開業やBreakingDownへの復帰など、さまざまなことが考えられますが、本人から具体的な発表はありません。
まずは今回の食中毒事案への対応が続けられることになります。
まとめ
2026年10月1日、こめおさんは麻布十番にある割烹こめをの閉店を発表しました。
一方、浅草の蟹ラーメン専門店「かにを」については、閉店が決まったという発表は確認されていません。
かにをは割烹こめをとは別の法人が運営しており、9月には保健所から営業自粛の必要はないとの回答を得ていると説明されていました。
ただし、こめおさんが料理人として一度立ち止まる意向を示したことで、今後の経営体制については不透明な部分が残っています。
こめおさん自身がかにをの代表取締役であることから、今後も経営を続けるのか、溝口勇児さんらとの運営体制に変化があるのかが注目されます。
料理人としての活動再開時期も発表されていないため、かにをの今後については引き続き公式発表を確認する必要がありそうです。

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